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国際医療福祉大学の事例

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1. 電子カルテで学ぶチーム医療の概要

質の高い「チーム医療」の一翼を担うコメディカルを育成するために、国際医療福祉大学では半期15コマの授業「電子カルテによるチーム医療概論」を、全学科(看護、理学、作業、言語聴覚、視機能療法、放射線・情報科学、医療福祉・マネジメント、薬学)を対象に開講しています。


2. 授業の流れ

はじめに 初回講義では、情報共有、個人情報保護、情報倫理、セキュリティなど、医療情報学に関連した基礎的事項や、SOAPやPOMRなど診療記録に関連した基礎的事項について説明します。
カルテ内容の理解 毎回初めに約30分、模擬患者診療に登場する職種の役割や疾病に関連することについて、各専門分野(医師、看護、理学、作業、視機能、言語聴覚、薬、放射線、福祉・マネジメント等)の教員が持ち回りで講義します。
模擬患者カルテの入力演習 教育用電子カルテシステムを使って、操作手順書を参考にしながら模擬糖尿病患者(外来2日間、入院6日間)の模擬診療を行います
診療の流れの把握 右のようなフローチャート(入院5日目)を使って、その日の診療の流れを把握します。次に、電子カルテの操作手順書を参照しながら、実際の入力操作をおこいます。
チーム医療の疑似体験 5人程度のグループ(チーム)をつくり職種を分担して、診療の流れと各職種の役割がわかる経過表や関連用語の解説集を作成しながら、チーム医療について考えます。

3. 授業の成果

教材に関連した医療用語100語と基礎的IT用語50語の理解度を授業の前後で調査しました。すべての用語で、授業後の理解度が有意に高くなりました。(図の縦軸は全用語の理解度の総得点を表しています。N=17)

図1.医療用語
図1 開講時と全日程終了時の医療用語の理解度変化
図2.IT用語
図2 開講時と全日程終了時のIT関連用語の理解度変化

看護学科でも教育用電子カルテシステムを授業(2コマ)に取り入れています。アンケートでは、授業の前より後で、「電子カルテ授業の必要性」をより強く感じる学生の割合が有意に高くなることがわかりました。(レベルの数値が高いほど必要性を強く感じている。)

図3.意識の変化
図3 「電子カルテを使った授業の必要性」に関する意識の変化(数値が大きいほど必要性を強く感じている)


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