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川崎医療福祉大学の事例

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1.退院時サマリの作成と考察

川崎医療福祉大学では、【医療データマネージメント演習】の中で、付属病院に設置されている教育用電子カルテシステムや、連携プログラムの電子カルテを用いて、病院の組織と機能・病院業務の実際・病院情報システムと電子カルテシステム、模擬患者カルテ入力演習、模擬患者カルテの理解を進め、退院時サマリに必要な情報の抽出・電子カルテシステムによる退院時サマリの作成・退院時サマリの基本的事項についてのまとめを行った。


2. 授業の流れ

病院業務と医療情報システムの理解 第1回~第3回 病院の組織と機能・病院業務の実際・病院情報システムと電子カルテシステム。 第1回目には、学習項目リストを基にした事前アンケートを実施した。
カルテ内容の理解 第4回~第10回 教育用電子カルテシステムを使用した模擬患者カルテ入力演習、模擬患者カルテの理解(急性カタル性虫垂炎)
退院時サマリの作成と考察 退院時サマリに必要な情報の抽出・電子カルテシステムによる退院時サマリの作成・退院時サマリの基本的事項についてのまとめを行います。

3. 授業の成果

学生は、電子カルテシステムを使用した本演習以前に、診療情報管理士の専門課程の単位をほぼ全員が修得した状態である。テキストや関連資料を用いた講義では、事前アンケートにおいて、半数以上の学生が「できない」と回答した項目は、電子カルテの操作の他、業務の流れの説明、診療記録の構成の列挙であった。しかし、電子カルテシステムを使用した本演習を実施した後では、これらの項目も「できない」割合が、他の項目とほぼ同程度の値まで下がった。

実習内容については、学生自らと教員からそれぞれ評価をして、次の機会、あるいは次の学年にフィードバックしている。今回の評価結果は以下の通りである。


(1) 業務の流れの説明

図は入院業務に関わる質問項目について、本演習前後の回答の割合の変化を示しており、「できない」という回答が大きく減少していることがわかる。実際の業務で使用するデータを用いた操作演習、つまり模擬患者データによる演習が有用であると考える。


(2) 診療記録の構成

質問項目の一部ついて、結果を示す。ここでも本演習の効果は明らかである。テキスト等に掲載されている白紙の診療記録では十分な理解に繋がっておらず、実際の模擬患者データをそれぞれの診療記録の画面に入力することで、データの意味と診療記録の構成が理解できるものと考える。



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